というわけで、前回紹介したレンズよりも少しだけ癖の強い(?)レンズを紹介したいと思います。
前回50mm、35mmを紹介いたしましたが、今回の1本目は55mmです。と言ってもただの55mmではありません。マクロレンズでございます。
『Ai MICRO-NIKKOR 55mm F2.8S 』
マイクロニッコールは開発当時の貴重な歴史的資料を写真として残しておくために開発されました。線が多い漢字をにじませることなく、読めるような解像感を持ったレンズということで開発されました。
話は変わって、よく他社製品ではマクロレンズというような表現がありますよね。
マイクロニッコールも同じ部類のものですが、なぜNikonのレンズは「マクロ」ではなく「マイクロ」なのか、それは、マクロレンズ(=拡大倍率で撮影できる光学系)という意味でして、マイクロニッコールは接写リングを挟まないと1/2倍までしか映らない、当時からNikonは、顕微鏡等を作っておりその誇りからそういう名前付けになったそうです。
先日買った、このレンズあまりにもピントリングが硬すぎて、返品申請しているのにガン無視されて、未だに手元にいます。ただ、分解しようにももし返品受理されたら…なんて考えていて未だ何もしていません。
というわけで無限遠での作例しかなく、マイクロレンズだし接写の作例を出したくても出せません。ごめんなさい。
頑張って最短まで回して撮りました。()
分解することになったら、またご報告いたします。
気を取り直して2本目です。
『Ai 28-85mm f3.5-5.6』です。
今まで単焦点ばかりだったのにズームレンズ!?と皆さんなっていることでしょう。僕もなっています。(笑)
今年1月カメラを初めて、色々レンズを買っては売ってを繰り返してきました。そんな中で自分の中では、単焦点最強やん!となっていたのですが、このレンズとともにF2のモータードライブを譲っていただけるとのことでモータードライブ欲しさが9割を占める中、取り引きをさせていただきました。(申し訳ありません。)
せっかく買ったんだし使ってみよう。そう思い使い始めて見ると、マクロ機構による1/3.4倍の近接撮影ができる。そして何よりズームレンズって便利だなぁと思い知らされました。
昔使っていたズームレンズの解像感があまり高くなかったことも関係しているかもしれませんが、なかなか扱いやすく解像感も高い良いレンズだなぁと思いました。
ここまで主観をダラダラ語ってきたので写真を見ていただきましょう。
広角端 開放で撮影
望遠端 開放で撮影
マクロ機構を使った接写
なかなか高い解像感をもったレンズではないんでしょうか!
実は他に紹介したいレンズがありますが、そのレンズオートニッコールでAi 改造するにはもったいないレンズですので、それらはまた別の機会で…
というわけで次回は…もうおわかりでしょう
機械式一眼レフの名機のアイツです。