ミルの偏りブログ

多分Nikonが多いですが他のメーカーのことも多分やります

オールドレンズのすゝめ (其の1)

というわけで、前回予告した通りレンズのお話をします。

 

はじめから何本もレンズを買う必要はないと思うので、今回は「Nikonフィルムカメラを最近はじめた。」「これからはじめたい。」という方向けの記事ですので、玄人の方はどうか暖かい目で見守ってください。

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できればオートニッコールもおすすめしていきたいですが、デジタル機との併用を考えている方も多いと思いますのでAi レンズ中心にすすめていきます。

 

Auto と Ai の違いについて軽く触れておきますと、露出計の連動が蟹爪と呼ばれるもので行われるかマウント部の爪で行われるかの違いであり、オートニッコールはカメラボディーマウント部に連動用の爪がある場合、干渉して装着できません。

ですので、できればAi レンズまたはAi 化改造されたオートニッコール を購入するとデジタル機でも使えます。(3000番代 5000番代、D40D40xD60はオートも装着可能)

 

という予備知識を入れていただいた上で、

早速レンズ達を見ていきましょう!

 

まずは1本目スナップに適した画角といったときにこちらか、次のレンズの画角が思いつくでしょう。

そうです。 50mmです!

紹介しますは、『Ai Nikkor 50mm f1.4s』です。

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とりあえずこれを選べば間違いない! そういったレンズです。 

1981年発売で未だにニコンダイレクトで取り扱いがあるとても息の長いレンズです。

 

何枚か作例を上げておきます

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このレンズ非常に良いのですが、開放では少し扱いづらく2.8まで絞っての使用が無難かなぁと思います。

また、最短撮影距離が45cm  

最大撮影倍率が0.14倍と、あまり寄れないレンズです。

ボディーにつけるとこんな感じ。f:id:oboe377H:20191121235517j:image

 

2本目のレンズは、そうです35mmです。

『Ai Nikkor 35mm f2.8』でございます。

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言えることとしては絞って、無限遠に合わせておけば見たままをバシバシ撮っていけます。

とにかくスナップが楽しくなるレンズです。

作例をどうぞ

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弱点としてはより明るい35mmもあるので、開放寄りで使いたい方はそっちのほうがいいかなぁって感じです。(明るい方のレンズは使ったことないです)

ボディーにつけるとこんな感じです。

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ひとまず、今回はこの辺りで終わりにします。

 

次回は少し癖の強いレンズの話をやっていきますね!