ミルの偏りブログ

多分Nikonが多いですが他のメーカーのことも多分やります

中古機械式カメラの買い方

前回フィルムの話をすると言いましたが、そもそも撮るためのカメラがないと意味ないやん!!っということで中古の機械式カメラの買い方をお教えしたいと思います。←なぜ上から?

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まずは、裏蓋を開けるなどしてシャッター幕を確認してください。

ここで確認するのは、シャッター幕は歪んでいたりしないかということです。

歪んでいたらまずそのカメラは買わないでください。

問題がなかったら巻き上げてシャッター幕が正常に動くことを確認してください。

そしたら、低速(1/125以下全部)と高速(1/500以上全部)を一通り切ってみて大体でいいのでシャッタースピードが変化しているか、きちんと開いているかを確認してください。

またカメラを、下に向けたり、上に向けたりしてシャッターを切ったときにきちんとミラーが返ってくることも確認してください。

モルトがきちんとあるかも確認しておくと良いです。(残っていないと自分で張り替えたりしなきゃいけなかったりして割とめんどくさい。)

ここまで問題がなければおそらく大丈夫です。(たまにフィルムを通すと問題が起こることもある。)

あとは外観は使う方の好みですので好きなように選んであげてください。

直感で選ぶと散財を防げますよ。(体験談)

 

次回はフィルムの前に、レンズの話だと思います。(適当)

 

 

名機Nikon F なぜ人々に愛されるのか(其の2)

前回の記事を書き終え、「これで一段落ついたなぁ」と思っていたら、「そういえばあれを書いていない。」「これも書いていない。」と色々書きたいことが出てきたので其の2を書くことにしました。(笑)

 

ボディーの種類も豊富で

大きく分けると

初期型

中期型

後期型 と呼ばれるものがあります。

 

初期型の特徴は軍艦部右に、日本光学の富士山マークが入っています。

後期型の特徴は巻き上げのパーツにプラスチックがついています。

中期型はこのどちらにも当てはまらないものです。

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上から初期型  中期型 後期型

ボディー(3種類)×ファインダー(4種類)=12種類

と大雑把に分けてこれだけの組み合わせができるのも魅力です。

そして、Nikon F が愛される大きな理由の一つに

「Fマウント」の最初のカメラであること、があげられます。

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Fマウントは登場から60年たった今でも現役のマウントでフラグシップモデルのD6の開発発表が先日されたばかりです。

なのでNikon F の時代のレンズを最新のボディーに付けることも可能です。(一部制約あり)

新たな技術 (オートフォーカスなど)を搭載するたびマウントを新しくする他メーカーもあり

各社の考え方の違いが顕著に現れるところの一つです。

 

そしてNikon F の頑丈さ故にいくつもの伝説が残っています。

例えば、あるカメラマンが乗った飛行機が墜落して乗客のほとんどが死亡しかし現場に落ちていたFはまだ動く状態だった。

紛争地域の中カメラマンが銃に撃たれたが F を貫通せず無事でさらに中のフィルムを現像することができた。

など調べれば調べるほど出てきます。(笑)

 

他にも色々書こうと思いましたが、忘れてしまったので思い出したら書き足しておきます。

 

ということでNikon F の魅力をまとめると

・なんかかっこいい。

・歴史がある

・伝説が生まれるほどの強度

・レンズの互換性

・多くの種類

・かっこいい(重要なので二度言いました)

 

中古相場が一万円〜となっており比較的手に入れやすいので一家に一台いかがでしょうか。

 

どこからか「フィルム代や現像代が高い〜」という声も聞こえてきそうなので次回はそのお話をしたいと思います。

(レンズの話もしなきゃ。)

 

 

名機Nikon F なぜ人々に愛されるのか(其の1)

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皆さんは、Nikon Fと呼ばれるカメラをご存知ですか?

おそらくこんな記事を見つける方でしょうからご存知だとは思いますが念の為説明しておきます。(笑)

 

Nikon FNikon(当時の日本光学)が1959年に発売した。

それまで主流だったライカをはじめとするレンジファインダー機では、その性質上135mm以上の長玉やマクロレンズなどのピント合わせが難しく、またライカM3がレンジファインダー機の完成形とされたこともあり、各社が一眼レフ機へとシフトしていく最中で登場したカメラです。

Nikon F が登場する以前からクイックミラーリターンシステムや、自動絞り、上下反転しないプリズムはありましたが、Fの極めて高い堅牢性からすぐにプロ達に愛されるカメラとなりました。

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Fはファインダー部分が取り外し可能でいくつかの種類があります。

大きく分けると

アイレベルファインダー

フォトミックファインダー

エストレベルファインダー

アクションファインダー

と呼ばれるものがあります。

さらにフォトミックファインダーは

フォトミック

フォトミックT

フォトミックTn

フォトミックFTNがあります。f:id:oboe377H:20191120233119j:image

左から アイレベル  フォトミック

フォトミックFTn ウエストレベル  です。

今のシャッターは縦走りシャッターが主流ですが、F3までは横走りシャッターとなっております。

なぜこんなにファインダーの種類があるのか、それはアイレベルファインダーには露出計が搭載しておらず、露出計の搭載したフォトミックファインダーが生まれました。

その中でも測光の方法が違うなどありまして様々な種類ができました。(雑!)

Fは非常に素晴らしい機械ではありますが、

Nikon SP と呼ばれるレンジファインダー機を分割してファインダーを入れたと言うような話もあり最も完成した機械式フィルムカメラは、NikonF2だとよく言われています。

我が家にはNikon Fが3台おりFの良さはしっていたのですが、F2も気になるなぁと思い、先日購入したのでそれはまた後日…

話は戻って、縦走りシャッターとは横走りシャッターの巻き上げの感覚が異なり、またシャッターフィーリングも異なります。

気になる方はぜひご購入ください。(笑)

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上がFの横走りシャッター

下がNikomatの縦走りシャッター

 

というわけで今回はこんな感じです。

次回はF2のお話か Fの話の続きになりますのでよろしくおねがいします!!

Fについて語っている動画もありますのでよろしければご覧ください。

https://youtu.be/IZb5HPXfDv0

 

 

はじめまして!

はじめまして! ミル と申します。

今回からブログを始めますので軽く自己紹介をしたいと思います。

私は関東の高校生で去年まではPC界隈にいましたが、最近になってカメラを始め、一気に沼の底まで駆け抜けてしまいました。(笑)

なのでこのブログではカメラ関係のことが多くなると思いますのでどうぞよろしくお願いします。f:id:oboe377H:20191120231445j:plain

またyoutubeもやっていますのでよろしくお願いいたします。https://www.youtube.com/channel/UCRO2iee7Xo4XV5Nk6RS-Q6w